バイオセンサ集積回路

遺伝子・タンパク質・細菌・ウィルス等の生体分子を半導体集積回路チップを用いて検出する研究が急速に進展している. 半導体集積回路は1cm角のチップに数10億個のトランジスタを集積することができ, ここに生体分子の検出機能を組み込むことにより, 小型可搬型医療・環境診断検査システムを作ることができる. このシステムはどこでも誰でも短時間で診断することを可能にするとともに, 病院や保健所・顧客データベースに結果を送ることが容易となる.

遺伝子の全情報を解読するDNAシーケンサでは, ヒトの遺伝子情報30億塩基の配列を解読するのに, 従来1週間以上100万円以上を要していたが, バイオCMOSチップを用いることにより1日10万円で検査することが可能となる. 糖尿病やダウン症候群等の多くの病気が特定の遺伝子配列の違いによって引き起こされることが明らかになっている. 感染症や偽装食品の検査においても, 全遺伝子情報を解読するまでもなく, 特定の遺伝子配列が検出できれば良い. この場合, 数100~数1000種の検出ができれば十分であり, 小型可搬型健康診断システムの実現が可能である.
     

資料

半導体集積回路の医療応用

資料 (pdf 3.7MB)

バイオテスタBCT-II

説明書 (pdf 1.0MB)

バイオテスタBCT-I

説明書 (pdf 1.9MB)